☆12月号☆聞いてみた!

2021年12月20日

☆最後の癒しコーナー「ほっこりエピソード」「保育士さんあるある」もお楽しみに☆

 

聞いてみた!「これが私の進む道~キャリアを積んで見えてきたこと」

 

静岡市正規職員採用選考(保育教諭)経験者枠に合格し、今年4月から静岡市立久能こども園で働く興津先生にインタビューしてきました。

 

【保育士を目指したきっかけとこれまでの経歴を教えてください】

小学校の頃からガールスカウトに所属していて、奉仕活動で訪れた乳児院で、働く保育士さんを見て、「子どもを笑顔にする保育士の仕事っていいな」と思ったことが保育士を目指したきっかけです。大学在学中に研修旅行でスウェーデンの保育施設を視察し、その充実した保育環境や保育の質に感動、「もっと知りたい!」と感じ、より思いが強くなりました。

大学卒業後、保育園で5年間、その後、結婚等ライフスタイルの変化があり小規模保育所へ転職しパートとして働きました。慣れない間はうまくいかないことや、思うようにできない自分に落ち込み沈んでしまうこともありました。当時ピアノが苦手で逃げそうになった自分に、園長から「『できないからやらない』は違うよね」と言われた言葉が今でも残っていて、壁にぶつかった時はその言葉を思い出し乗り越えています。様々な施設での経験があったからこそ「今」があり、保育のスキルをもっと磨きたいと思っています。自分が経験し学んだ事や知識は必ず次の現場でも活かせると感じています。

 

【公立園正規職員にチャレンジした理由は?】

静岡市が作成した公立園での働き方やインタビュー記事が掲載されている冊子を読み興味を持ちました。公立園は保育教諭の年齢層が幅広く、様々な経験を重ねてきた先生方と関わることで多くの知識・情報を得られ、スキルアップができると思ったからです。

経験者枠の同期職員も20歳代~50歳代がおり、定期的にある初任者研修では、遊びのアイディアや発表会のアドバイスなども情報交換でき、とてもよい刺激を受けています。

また、入職して1年間はOJT研修を通して「指導員」が丁寧に指導してくれるので、保育で分からないことや不安に思ったことがあっても安心して相談できることはとてもプラスです。

 

【保育教諭の魅力は?】

夏はプール・秋はどんぐり拾いなど、季節を感じながら働けることです。他の職種にはない魅力だと思います。子どもと同じ目線に立ち、遊びを通して、気づきや発見を一緒に探求する中で、子ども達の優しさや真っ直ぐな姿勢を見て「自分も頑張ろう!」とやる気をもらえる事や、ふとした言動の可愛さや笑顔はエネルギーになりますね。

 

【今後の目標は?】

私の周りでも、様々な事情で保育士をやめてしまう人がいましたが、もったいないなと感じていました。自分自身が一層経験を積み、若い職員に、保育の魅力を伝え、一緒にキャリアアップできるようサポートできたらと思っています。公立園はさまざまな規模の園があるので、いつかは大規模園なども経験しキャリアを磨いていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「活き活きと働く興津先生」            「今日はパーティが開かれていました」

 

 

 

+++今月のほっこりエピソード+++

「先生、世界で一番だいすき!!」

と言ってもらえた。

+++保育士あるあるエピソード+++

知らない子でも子どもをみると

つい話しかけて一緒に遊んでしまう。

 

 

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