☆3月号聞いてみた☆
2022年03月22日
☆最後の癒しコーナー「ほっこりエピソード」もお楽しみに☆
聞いてみた!「私が?!園長に!」
今月は、つくしんぼ保育園の杉山先生(保育士歴35年目)にお話を伺いました。
杉山先生は、一番町保育園に27年間勤め、50歳で退職。その後、一緒に働いていた仲間から声がかかり常葉大学浜松キャンパスの「こども健康学科」で4年間非常勤講師として勤務。講師を続けながら、パート保育士としても現場に携わっていました。
つくしんぼ保育園には、開園時に非常勤保育士からスタートし、8年目となる来年度には園長に就任されます。
【園長就任になることが決まった時の気持ちは?】
今まで関わってきた仲間や同じ気持ちで働く職員、保護者の皆さんに助けていただき、今の立場までになれたと思っています。園長に決まった時には「自分にはとても・・・・」と不安がありましたが、園長として活躍している仲間や、自分が師として尊敬する先生にアドバイスや励ましの言葉を掛けてもらう中で「私なりの園長になればいいんだ!」と切り替えることができました。自分らしく周りに支えられながら一緒に成長していく、そんな園長がいてもいいのかなと思っています。
【キャリアアップされたコツを教えてください】
どんな時も『話す』『聴く』『伝える』ことを大切にしてきました。今まで職員・園児・保護者との繋がりを大切に、真摯に向き合ってきたと、自信を持って言えます。また自分が迷ったとき、困ったとき、失敗してしまったときに話せる人がいることで前向きにチャレンジすることができ、キャリアアップに繋がったと感じています。
ありのままの自分を受け入れることができれば、萎縮せずに挑戦できるのかなと感じています。普段から子どもたちにもよく伝えているのですが、「これができるから私はすごい」ではなくて、ありのままでも「私っていけてるじゃん!」と根拠のない自信をもって毎日を楽しんでほしいと思っています。失敗を恐れて行動できなくなるのはもったいないですよね。
【キャリアアップを目指す保育士さんにアドバイスをお願いします】
自分の必殺技(強み)を持つことをおすすめします。私は人見知りの部分もあり、子ども達とすぐ打ち解けられる先生が羨ましいなと感じることもありました。でも自分の好きな事や得意なことがあれば苦手もカバーできます。私の場合は大好きな絵本とわらべうたで、子ども達と繋がるきっかけをつくっていくことができました。ぜひ、自分の必殺技を見つけて磨いてください。
また自分なりに目的や意欲を持って取り組むことが大切だと感じます。ぜひ目の前の子ども達と一緒に保育をめいっぱい楽しんでください。全力で取り組むことで、同じことをしても、学べる事、感じられる事の幅が全然違ってきますよ!ありのままの自分を大切に、頑張ってほしいなと感じます。
「つくしんぼ保育園の全力の保育をぜひブログからご覧ください。https://www2.hp-ez.com/hp/tukusinbo-hoikuen/page15」
「みんなを温かく包む杉山先生」 「住宅街の中でもゆったりとした雰囲気の園舎」
+++ほっこりエピソード+++
いつも元気に挨拶するお友達の様子を見て
小さな子から大きな子まで影響を受けて
挨拶できるようになりました。
(元気な挨拶が広がって嬉しい♪)