11月号聞いてみた!「悩んだけれど・・・保育士を選んでよかった!」

2022年11月28日

☆最後のコーナー「あるあるエピソード」もお楽しみに☆

聞いてみた『悩んだけれど・・・保育士を選んでよかった!』

 

今月は、ゆりかご保育園(静岡市駿河区)に勤務して3年目、大学でスポーツ保育を学び、得意分野の運動を取り入れながら、年中クラスの担任として全力で活躍中の「男性保育士 青萩俊哉先生」にお話を伺いました。

 

【保育士を目指した理由やきっかけを教えてください】

中学の時の職業体験で出会った男性保育士がきっかけです。その保育士さんのスポーツ指導や外遊びが楽しく、とても印象的でした。もともと子どもと遊ぶことが好きでしたが、「こんな遊び方があるんだ」と感じました。高校の職業体験も幼稚園を選択し、その時に「保育士になろう!」と決めました。あの時の保育士さんのように、スポーツを取り入れた保育を学びたいと思い、大学でスポーツ保育を選考し「保育士」と「体育指導」の資格をとりました。

いざ、就職を考えた時、体育指導の教員か保育士か迷いました。保育士として働いていた友人に話を聞くと「子どもの変化を毎日近くで感じ、運動会や発表会で一生懸命練習してできるようになった立派な姿を見ると涙がぽろぽろしちゃうよ。」と話してくれました。子どもの日々の成長に寄り添えることに魅力を感じ、やっぱり保育士になろうと決めました。

実はその友人と今は一緒に働いています。

 

【失敗した時や思うようにいかなかった時はどのように壁を乗り越えましたか。】

周りはとても温かく迎え入れてくれましたが、男性保育士が1人だけという環境で、うまくやっていけるのかと不安に思うことばかりでした。1年目は余裕がなく、緊張や焦り、タイミングを考え過ぎてしまい、先輩に話しかけることができず、連絡事項も伝えられず・・・。勝手に先輩や同僚と壁を作り、コミュニケーションの取り方が分からなくなり、身動きがとれなくなっていました。同僚に相談したことをきっかけに「なんでも伝えていこう!」と心掛け、距離を縮める努力をしました。そんな時、先輩に「話してくれてありがとう」と言ってもらい、思っていたより伝えることは難しくないんだと感じました。そう気づいてからは、伝えることが楽しいことに変わりました。

 

【心に残っているエピソードを教えてください】

子どもたちにスポーツの楽しさをもっと知ってもらいたいと思い、小学校で行う「スポーツテスト」を取り入れてみようと提案し、年少から年長クラスで「スポーツ大会」を行いました。「ボール投げ」「幅跳び」「25m走」の3種目を体験してもらいました。準備は大変でしたが、終わった後に「楽しかった!!!ありがとう」と嬉しそうに話してくれたことや、先輩保育士からは「〇秒や〇メートルという単位の勉強になったよ。」と声を掛けていただいたことが嬉しくて心に残っています。

大変に感じる瞬間があっても、「ありがとう」を聞ける保育士は楽しく、やりがいを感じています。

 

ゆりかご保育園では一緒に働く職員を募集中です。施設見学もできますので、お気軽にお問合せください♪【TEL:054-286-2148【HP: shizuoka-shihoren.org】

 

 

「いつも全力投球の青萩先生」             「木の温かみを感じる園舎」

 

+++あるあるエピソード+++

行事で使った曲が流れるとつい踊りたくなってしまう

 

 

 

 

 

 

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