1月号聞いてみた!「キャリアアップ!がんばる副主任」
2023年01月27日
☆最後のコーナー「あるあるエピソード」もお楽しみに☆
聞いてみた『キャリアアップ!がんばる副主任』
今月は、保育職場の管理職にインタビュー。御殿場市にある神山(こうやま)認定こども園でキャリアを着実に積み上げ今年で10年目。今は年中の担任として、また副主任として活躍されている秋葉紗織先生にお話を伺いました。
【保育士を目指した理由やきっかけを教えてください】
小さい頃から、保育士に漠然とした憧れを抱いていました。学生時代の職業体験では、「子どもが好き」という思いが強まり、進路選択の際に改めて「やっぱり保育士になりたい」と確信しました。実習先であった当園でモンテッソーリ教育に触れ、子どもたちの話を聴く姿勢等に深く感銘を受け、ここへの就職を決めました。
【副主任としての仕事の内容を教えてください。】
年中には私を含め2人の副主任がいます。年中3クラスのチーフ、リーダーの先生方をまとめる役割を担っており、新任や若手保育士の育成やサポートもしています。自分のクラスの保育だけでなく学年全体の運営が円滑に進むように、主任保育士と連携して、さまざまなことを計画し、実行しています。発表会等では、先生方からの要望や提案をまとめ、行事を作り上げていきます。自分の提案やアイデアが採用されるとうれしいですし「ヤル気」も増しますよね。私自身も1年目の発表会で、私が提案した振り付けを採用してもらい、自信を持つことができた経験があります。
【副主任としての苦労とやりがいは】
若手に指導する難しさも感じています。指導は、はっきり伝えた方がよい、やんわりとアドバイスした方がよいなど、相手や場合によっても違います。そこの見極めも難しく、後から「もっとこうしてあげればよかった」と思うことがあります。『わかりやすく上手に人に伝える』ことは今後の課題です。
行事などで先生方のやりたいことがうまくまとまり、それをやり遂げた時の子どもたちの満足げな顔を見られた時は、苦労した分、やってよかった!がんばってよかった!と思える瞬間です。
【これからの目標や希望は】
まずは、毎日子どもたちと楽しく過ごすことです。副主任としては毎年反省点がありますが、それを次の年に活かしていきたいです。この園には経験40年以上の大ベテランの先生もいます。身近に目標となる先生がいることも心強いです。毎年新しい先生も入ってきていますので「秋葉先生となら、楽しく一年が過ごせる」と思ってもらえる副主任になりたいですね。
※静岡県では保育士の待遇向上と専門性の強化のため、独自の「ふじのくに型保育士キャリアアップモデル」を作成しています。
「園児の制作物の前で」 「モンテッソーリ教具が揃っているお部屋」
++あるあるエピソード++
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