4月号聞いてみた!「園のみんなのお母さん」
2023年04月28日
☆最後のコーナー「あるあるエピソード」もお楽しみに☆
聞いてみた!『園のみんなのお母さん』
今月は、静岡市駿河区の隣人会保育園で20年以上勤務され、園児だけでなく職員からも慕われている、お母さんのような存在の浅野先生にお話を聞いてきました。73歳になる現在も週3日午前中に勤務をされています。
【保育士を目指したきっかけはなんですか】
自分が小さい頃に、近所に住んでいた幼稚園の先生との出会いがきっかけです。会えばいつも声を掛けてくれ、優しく接してくれるその素敵な先生に憧れを抱いていました。高校生になり進路を考えた際に、大好きだった先生の事を思い出し、幼稚園教諭になるために養成校に進学しました。実習では「幼稚園」「保育園」両方を経験し、自分には保育園が合っているなと感じ、学校の紹介で「隣人会保育園」に就職しました。
【今までの経歴を教えてください】
実は新卒で就職したものの、出産を機に2年間で退職。その後は子育てが落ち着くまで専業主婦をしていました。23年間のブランクを経て46歳で保育士として復職。きっかけは、ハローワークへ仕事を探しに行った帰りに、保育園の前で信号待ちをしていたところ、偶然当時の園長先生に出会い、「また働かない?」と声を掛けていただいたことです。あの時、園長先生に出会っていなければ、別の仕事を選んでいたかも・・・。定年まで働き、退職した1か月後位に今の園長先生からも声をかけていただき、現在まで保育士を続けることができています。
【保育士を長く続けてきて嬉しかったエピソードは】
以前スーパーマーケットで50代位の男性に声を掛けられたのですが、その方が隣人会保育園の卒園児で私の事を覚えていてくれたんです。もう!びっくりしましたが、とても嬉しかったです。保育園の外でも声を掛けてもらうことが多く、これだけ長くやっていると卒園児の年代も様々ですよ。
最近では高校生になる孫が、「保育士になりたい」と手紙に書いてくれたことも嬉しかったです。保育士を目指すときには今まで制作した教材やおもちゃ等を大事にしまってあるので、渡してあげたいなとこっそり思っています。
隣人会保育園では一緒に働く職員を募集中です。見学もできますよ!
隣人会保育園HP http://rinjinkai.shizuoka-shihoren.org/
【問い合わせ】しずおか保育士・保育所支援センター TEL:054-271-2110
「園児と遊ぶ浅野先生」 「大きなすべり台のある園舎」
++あるあるエピソード++
写真を撮るのが上手になる