5月号聞いてみた!「学童保育所(児童クラブ)は子どもにとって第2のおうち」
2023年05月26日
☆最後のコーナー「あるあるエピソード」もお楽しみに☆
聞いてみた!
『学童保育所(児童クラブ)は子どもにとって第2のおうち』
今月は、静岡市葵区「学童保育所こぐまクラブ」に勤務する、青木さんと岡本さんにお話しを聞いてきました。元気な子どもたちに負けないくらい、お二人ともいきいきと働いています。
※学童保育所(児童クラブ)とは…放課後や仕事等で保護者が不在になる家庭の小学生を預かり、子どもが安心して楽しく過ごせることをサポートする施設です。
【放課後児童支援員になったきっかけは?】
(青木さん) 学生時代から、地域の青少年リーダーなどで子どもと関わってきました。卒業後は、中学校の図書館司書を経験しましたが、もっと深く子どもと関わりたいと思い、児童クラブで働きながら独学で保育士の資格を取得しました。
(岡本さん) 中学生の頃から保育士になりたいと思い、短大へ進学し、保育士、幼稚園・小学校教諭免許を取得しました。夏休みに、児童クラブでアルバイトをしたことがきっかけとなり、その法人にそのまま採用され、保育園と児童クラブで勤務を経験しました。現在は、縁あってこぐま児童クラブで働いています。
【こぐまクラブの特徴は?】
自然豊かな環境にあるオクシズの木材を使ったぬくもりのある2階建ての施設で、室内にはロフトや吹き抜け、保護者が手作りした棚があり、子どもたちが気持ちよく「ただいま」と帰って来られる「第2のおうち」となっています。
指導員と子どもの関係が近く、たくさんの遊びを通して良い関係を築いています。長期休みは、週に2日はお弁当、3日は支援員が作ったできたての昼食を食べ、また、おやつには子どもと一緒にピザやパン、カップケーキなどを作ることもあり、子どもはもちろん保護者にも大好評です。
【やりがいや大事にしていることは?】
個々の子どもの成長を、保護者と一緒に毎日感じられることがやりがいとなっています。
子どもには、それぞれの意思があるので、同じ目線で、きちんと話を聞くことを大切にし、いつも真剣に接しています。子どもの心はゆれながら成長します。高学年になると思春期で親には言えないこともあるので、私たちは、保護者とは違う視点で見守っていき、安心して相談できる存在でいられるよう関わっていきたいです。
【一番うれしかったことにまつわるエピソードは?】
卒所の作文で、「パンを一緒に作ってくれた、美味しかった」と書いてくれた子どもがいたことや、低学年からみてきた無口なタイプの6年男子から思いもよらず「手作りの折り紙の花」と「手紙」をもらったことが、とてもうれしかったです。
これからも、子どもが安心できる「第2のおうち」であり続けたいです。
社会福祉法人 静岡福祉会 学童保育所こぐまクラブでは、一緒に働く職員を募集中です。
社会福祉法人 静岡福祉会HP https://koguma2.wixsite.com/mysite
【問い合わせ】しずおか保育士・保育所支援センター TEL:054-271-2110
指導員 岡本莉世さん(左) 自然豊かな環境にある、
グループリーダー 青木由記さん(右) 木のぬくもりとあそび心あふれる施設
++あるあるエピソード++
若い頃は苦手だった「虫」を平気で触れるようになった