☆9月号☆聞いてみた!

2021年09月21日

☆最後の癒しコーナー「ほっこりエピソード」「保育士さんあるある」もお楽しみに☆

 

聞いてみた!「新米先生(学生から保育士へ)」

 

9月3日 藤枝市のわかばみや保育園に今年から保育士としてスタートを切った新卒採用のF先生(0歳児・1歳児担当)にお話を伺いました。

 

【保育の仕事に就いた理由は】

私が幼稚園児の頃、園に着いても母と離れることができない子どもでした。毎朝、入り口で先生が待っていて手をつないで一緒に教室まで行ってくれました。その先生がいると安心して教室まで行くことができました。あの時の優しい先生への憧れが強く、「自分も先生のようになりたいな!」とずっと思っていました。母親の話では、ごっこ遊びでも先生のマネをしていたようです。(笑)

 

【働き始めて嬉しかったエピソードは】

子ども達の成長に立ち会える瞬間や、一緒に全力で遊び、その楽しさを共有できた時に喜びを感じます。最近では7月の七夕の行事で、同期と2人でブラックシアター(※)に挑戦しました。1か月前位から準備を進め、当日はとても緊張しましたが、子ども達に喜んでもらえた事や、先生方から「楽しみにしてるよー」と声を掛けてもらったこと、たくさんサポートしていただき、やり遂げられたことが嬉しかったです。

※ブラックシアターとは暗い部屋でブラックライトを照らし蛍光カラーの人形等を動かすパネルシアターのこと

 

【失敗エピソードは】

6月のことですが・・・園児の引き渡しの際、子どもに小さな傷があることに気付けず、親御さんに聞かれた際に答えられないことがありました。親御さんはあまり気にしている様子ではなかったのですが、深く考えさせられました。この苦い経験があり、帰りの時はしっかりと確認してから送り出すようにしました。どんな些細なことでも気になった部分は親御さんに伝えるようにしていたら「そんなにちゃんと、見ていてくれるんですね。」と言ってもらえるようになり、こういう部分で信頼関係が成り立っていくんだなと感じました。ひとつ壁を越えられた気がします。

まだまだ勉強中ですが、どんな小さな事でも分からないことはそのままにせず周りの先生に聞きいて一歩ずつ進むように意識しています。

 

【保育士を目指す学生さん達にアドバイスをお願いします】

自分がやっておけば良かったなと感じていることは、絵本をたくさん読み自分の中の本棚を埋めることや、パネルシアターを作っておくと今後にとても活きてきます。時間がある今、やっておくことが本当におすすめです。私は今頑張っているところですが・・・。

実習の際には『どんな保育者になりたいか』『自分の保育観』を意識して実習に向かいました。これは学校の先生のアドバイスでしたが、私は「幼稚園時代の憧れの先生」・「子ども主体の保育を体験したいという部分」を意識していました。目的があると実習がより濃いものに変わります。

ぜひ頑張ってください!

 

 

 

 

      

【笑顔はじけるF先生】               【広々と気持ちの良い園舎】

 

 

 

+++今月のほっこりエピソード+++

机の足に小指をぶつけてうずくまっていると、下から

 顔をのぞき込み「だいじょーぶぅ?」と心配してくれた。

 

+++保育士あるあるエピソード+++

家庭でも自分の事を「先生は・・・」と

言ってしまうことがある

 

 

 

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