9月号聞いてみた!「やっぱり保育士しかない」
2022年09月28日
☆最後のコーナー「あるあるエピソード」もお楽しみに☆
聞いてみた『やっぱり保育士しかない』
今月は、静岡市葵区にある沼上こども園で保育士資格取得を目指し、保育補助として活躍する中村先生にお話を伺いました。中村先生は、大学在学中に体調を崩され、保育士資格取得を1度はあきらめたものの、再度受験に向けて必要な実務を積んでいます。
【保育士を目指した理由と現在の経緯を教えてください】
小学生の頃から気がつけば近所の子ども達の面倒をよく見ていました。同い年の子と遊ぶよりも、小さい子ども達と遊んでいる方が楽しかった思い出があります。小学校の文集にも夢は「幼稚園の先生」と書いていました。
私には保育士以外やりたいことがなかったので、進路を決める際も迷うことはありませんでした。
しかし、在学中に体調を崩し断念・・・資格取得は叶いませんでした。その後コンビニでアルバイトをしていましたが、小さい子を見るたびに『やっぱり子どもと関わる仕事がしたい!』という想いが強くなり、そんな時に知人から「保育補助」の話を聞きました。資格がなくても保育施設で働けるならと保育の道を進み始めました。最初は子どもと関わる仕事ができればいいなと思っていましたが、保育士資格を取得できることを知り、資格取得に向けて勉強を始めました。
保育園に勤める夢が叶ったものの、週5日の勤務に自分の体がついていけず、退職。その後も「自分には向いていないのでは・・・。」と思い、あきらめようと考えたことはありますが、一緒に働いていた園の先生から何気なく掛けていただいた『保育士に向いてるわよ!』ということばが心に残っていて背中を押してくれました。
大好きな保育の仕事を続けるために、「働き方を変えればいいのでは?」と思い、保育士・保育所支援センターの「保育の現場体験」を利用し自分に合った働き方ができる園と出会うことができました。
現在、週3日は4時間勤務にするなど相談しながら働かせていただいています。
【嬉しかったエピソードを教えてください】
2歳の園児が自分とのやりとりを1週間以上たった後でも、覚えていてくれた時は自分のことを受け入れてくれたと感じ本当に嬉しかったです。
また勤務してすぐに体調を崩し、不安を感じていた際に主任の先生から「無理はしないでね。」と声を掛けていただいた事に救われました!困ったとき、分からないときに周りの先生方がすぐにフォローして助けてくれるので、頑張ろうと思えます!
【今後の目標や理想の保育士像があれば教えてください】
今の目標は、必要なタイミングできちんと「叱る」です。叱らなければいけない部分でも、どんな声掛けをすればいいのかことばが出ず、他の先生に代わってもらうことが多くあります。周りの先生方から学びながら、必要な時にきちんと伝わる叱り方を勉強し、実践できるように努力していきます。
また、あと半年程で保育士試験における実務が達成できるので、試験に向けての勉強も頑張ります。
☆沼上こども園では一緒に働く職員を募集中です。施設見学もできますので、お気軽にお問合せください。【TEL:054-261-2543】
「現在奮闘中の中村先生」 「おだやかな雰囲気の園舎」
+++あるあるエピソード+++
食べるのが早くなった
(とにかくすぐ飲み込む癖がつく)