2月号聞いてみた!「不安に寄り添い、安心できる場を」
2023年02月28日
☆最後のコーナー「あるあるエピソード」もお楽しみに☆
聞いてみた『不安に寄り添い、安心できる場を』
今月は、静岡市駿河区にある『駿河病児・病後児保育室「こうのとり」』で保育を任されて2年目、園長から絶大な信頼を寄せられ、活躍中のH先生にインタビューをしました。「こうのとり」では保育士と看護師の2名で1日に最大3人までの病児・病後児のお子さんを受け入れています。
【どのような症状で利用される方が多いですか?】
発熱やせき、のどの痛みなどの症状で利用される方が多いです。季節を問わず利用があります。高松めばえ保育園の敷地内にありますが、市内の保育施設に通われているお子さんがほとんどです。1日3人まで受け入れが可能ですが、病気によっては一緒に過ごすことができず、お断りする場合があります。年齢は、生後56日から12歳まで。小学校高学年でも高熱で家に1人だと不安ということで利用する方もいます。
【どのようなことに気を付けていますか?】
病中であっても子どもの体調を見ながら、なるべく生活リズムを崩さず過ごせるよう、また普段と環境が違うため安心して過ごせるよう配慮をしています。
食事は体調に合わせてすすめています。咳込む場合、時間をかけてゆっくりすすめるなど、その子の様子に合わせて配慮しています。
【やりがいを感じるときはどんなときですか?】
病気のお子さんを預けていくのはどの親御さんでも心配ですよね。それでもやむを得ず、わが子を預けて仕事に行かなければならない時もあります。朝不安そうにしていた子が、日中は落ち着いて過ごすことができたりお迎えの時に笑顔だったり…親御さんが、お子さんの様子を見てほっとした顔が見られる瞬間にやりがいを感じますね。
【今後の目標】
親御さんに代わって子どもが安心して過ごせる場を作ってあげること、これは病児・病後児にかかわらず保育士として心がけてきました。
これからも、お子さんや親御さんの不安に寄り添い、お迎え時には笑顔の親子を見送ることができるよう、日々の保育を大切にしていきたいと思っています。
*『駿河病児・病後児保育室「こうのとり」』は静岡市の委託により運営されています。
利用に際してはこちらの静岡市のホームページを参照ください。
「こうのとり」施設外観 「落ち着いて過ごせる保育室」
++あるあるエピソード++
新しいエプロンを着た日は自分も周りの
先生もテンションがあがる⤴