3月号聞いてみた!「事務職から保育士へのチャレンジ!」

2024年03月28日

☆最後のコーナー「あるあるエピソード」もお楽しみに☆

聞いてみた!「事務職から保育士へのチャレンジ!」

 

今月は、静岡市駿河区にある「若杉幼稚園」で事務職として働く入職3年目の森下純子さんにインタビューしました。森下さんは昨年秋に保育士資格を取得し、4月からは事務員兼保育士として活躍の幅を広げていきます。

 

【若杉幼稚園で働き始めたきっかけを教えてください】

子育てが少し落ち着いて、仕事を探そうと考え始めた時、知人から若杉幼稚園で事務職を募集していることを聞きました。最初は接客業か工場等で働こうかと考えていましたが、若杉幼稚園には私の3人の子どもが通っていたこともあり、先生方や園のことも知っていたので安心して働ける環境だと思い応募しました。

 

【保育士を目指した理由やきっかけを教えてください】

事務の仕事の合間に、子ども達を見ている私の姿を目にした理事長先生から「子どもが好きだったら保育士を目指してみたら」と声を掛けていただき、その言葉が私の背中を押してくれました。入職以来子どもたちの声や笑顔、頑張っている姿に私自身が元気をもらい、楽しい気持ちになっていくのを日々感じていたところでした。しかし資格がなく、子ども達に対してできることが限られていたので、勉強して資格を取れば一緒に過ごす時間も増やすことができ、自信をもって関わることができると思い保育士を目指すことに決めました。
また今までは「資格」というものを意識したことがありませんでしたが、資格があるということは自分のキャリアアップにつながり、これからの人生を考えた時にとても大事だと気付いたことも大きかったと思います。

 

【保育士取得までに行った工夫や勉強方法等を教えてください】

勉強期間は8か月で、全科目一回で合格することができました。
保育士試験は3年間で複数回受験できることは知っていましたが、長い期間モチベーションを保つのは難しいので、1年以内に取得することを目標に計画を立て、勉強をスタートしました。半月ごとに勉強する科目を決め、予習と復習を繰り返し、苦手な科目は最後の1か月間集中して行いました。
日々の仕事や子育ての合間に勉強時間を確保することは大変でしたが、夕飯を作りながら試験対策のYouTubeを繰り返し視聴し、覚えにくい単語を何度も口ずさむなど、生活の中でもできることを行いました。そのうちに末の子が栄養に関する専門用語を覚えていてびっくりしましたが、子どもと会話をしながら楽しく勉強を進めることができました。
勉強が苦になった時は「気分転換をする」、「夜はしっかり寝る」などメリハリをつけられたことも良かったのかな、と思います。
また園の勧めで受けた「子育て支援員研修」も保育士の試験勉強にとても役に立ちました。

 

【今後の目標や今の気持ちを教えてください】

目標にする保育士さんは園の先生方です。子ども達に伝えるべきことはピシッと伝え、その後はすぐにニコニコと笑顔でふれあって、いつも子どもたちの事を一番に考えている先生方の姿を目の当たりにし、「私もあんな風になれるかな」「先生たちに少しでも近づきたい」と思っています。
子どもたちは毎日色々なことに挑戦し成長しています。そんな子どもたちに寄り添える保育士になれるよう、私も一緒に成長していきたいと思います。

 

若杉幼稚園では一緒に働く職員を募集中です。
若杉幼稚園HP  https://www.wakasugi.ednet.jp/

 

【問い合わせ】しずおか保育士・保育所支援センター     TEL:054-271-2110

 

若杉幼稚園

若杉幼稚園

笑顔が素敵な森下純子先生

笑顔が素敵な森下純子先生

 

 

++あるあるエピソード++

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