しずおか保育士・保育所支援センターとは

　しずおか保育士・保育所支援センターは、保育士の専門性向上と質の高い人材を安定的に確保する観点から、主に潜在保育士の就職支援と保育所等の人材確保支援を行っています。

　静岡県内では、待機児童の解消のため、保育所及び認定こども園の新設等による受入枠の拡大に伴い、保育士の安定的な確保と保育技術の向上が求めれています。

　保育士養成施設の定員には限界があり、今後も大幅な増加が見込まれないことから潜在保育士への就職支援が重要になります。

　そこで、平成26年度から静岡県社会福祉人材センター内に「静岡県・静岡市 保育士・保育所支援センター」を設置し、令和3年度からは、利用する方に分かりやすく通称名として静岡県・静岡市をひらがな表記とし「しずおか 保育士・保育所支援センター」へ変更しています。保育の仕事を探している方と人材を求めている保育所等との橋渡しをしています。

2019年度から放課後児童支援員の就職支援がスタート

　平成27年4月からスタートした「子ども・子育て支援新制度」では、「放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準」（以下「基準」という。）が施行され、放課後児童クラブに「放課後児童支援員」を配置することが義務付けられました。

　「放課後児童支援員」は基準に基づき、新たに設けられた資格で、県が行う研修を終了した方です。この資格は全国で通用します。

　2019年度から放課後児童支援員の専門性向上と質の高い人材を安定的に確保するという観点から、保育士・保育所支援センターにおいて、放課後児童支援員も人材確保の対象とすることになりました。

　放課後児童支援員として就労したい方に、保育士・保育所支援センターに登録してもらい、就職支援の実施や、放課後児童支援員の求人を行う事業者とのマッチングを行います。